2024年4月25日(木)16:30 - 17:30、世田谷キャンパス国際センターにて、AfricanCafe 開発コンサルタントの仕事~アフリカの農業・農村開発の現場から~を開催しました。株式会社JIN佐藤秀(さとうしゅう)氏にご登壇いただき、厚木、オホーツクキャンパスとはオンラインで繋ぎ、総勢30名の学生・教職員が参加しました。
佐藤さんは青年海外協力隊としてタンザニアで活動し、帰国後、大学院修士課程、一般社団法人農業開発センター、スワヒリ語講師等を経て、株式会社JINに入社。現在は南スーダンでJICA農業プロジェクトに従事しています。
青年海外協力隊としてタンザニア・キリマンジャロの農村で活動された当初は葛藤があったそうですが、「答えは現場にある」と思い直し、ミニトマトの市場志向農業を推進されました。タンザニアの方の暖かさに触れ、「恩返しがしたい」という思いから開発コンサルタントの道へ。
南スーダン農業プロジェクト、北部ウガンダ農業プロジェクト、ナイジェリア栄養改善プロジェクトの事例を説明してくださり、開発コンサルタントの仕事を理解することができました。誰のための技術なのか、現地の生活や文化、ジェンダーに配慮した活動の重要性が伝わってきました。
講演後の学生アンケートから
・ネットや本で、国際開発を調べても実感がわかないが、実際に体験した方の話を聞くことでその話にリアリティがあり、面白かったです。
・タンザニアでの活動の中でご自身が学んだことについてのお話は、私にとってとても新鮮で、活動の意義や面白さを感じることができ、とても良い機会でした。
・「答えは現場にある」が響きました! 等、大変好評でした。
南スーダン出張前のお忙しい中、ご来校くださり、ありがとうございました!
佐藤さんの益々のご活躍を祈念しております。
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