協働実践型教育プログラム
プログラムの内容
タンザニアのソコイネ農業大学、ケニアのジョモケニヤッタ農工大学への長期交換留学、
短期派遣プログラムに加え、気軽にアフリカについて学び、アフリカの留学生と交流ができるAfrican Cafe、
アフリカの食と農の課題解決に必要な能力・デザイン思考(課題を発見する力、解決策を検討する力)
を身に着けるための課題解決力醸成ワークショップ、国や地域を超えて学生間で協働し、
ディスカッションを行う協働学修プログラム(CollaborativeLearning Program)などが連動し組み込まれており、
オンライン・オフラインによる様々なプログラムを通じて実践的に学ぶことで、
グローバル人材として必要な素質・能力を身に着けることができます。
African Cafe / Online Exchange
〜アフリカが気になり始めたら〜
African Cafeでは、アフリカを知り、もっと興味を持ってもらえるよう、アフリカを舞台に活躍する方々を講師としてお招きし、アフリカの文化、自然環境、農業、食、栄養など、様々な切り口でお話をお聞きします。
Online Exchangeでは、SUA、JKUATと農大をオンラインで繋ぎ、その時々に設定されたテーマに応じリアルタイムで交流します。
海外派遣
短期派遣プログラム
〜いざ、アフリカへ!〜
協定校での講義、施設見学、学生交流に加え、国際協力機構(JICA)によるODA事業や本学出身協力隊員の活動現場視察、市場や国立自然公園訪問など、多角的にフリカを知ることができるプログラムで、事前に学んだアフリカの魅力や社会における課題を、現場で更に深く理解することができる実学研修です。現地農家でのホームステイやホームビジットも体験できます。
夏休みまたは春休み期間中に実施される2〜3週間のプログラムで、参加前に課題解決力醸成ワークショップを受講することを強く推奨しています。
課題解決力醸成ワークショップ
〜アフリカを目指す前に〜
アフリカの諸課題についての理解を深め、その解決策を導き出すためのビジネスフレームワークを用いた考え方や手法を学ぶワークショップです。短期派遣プログラムの派遣前プログラムとしても位置付けており、アフリカ留学を目指す方には必修のワークショップです。
修了者には修了証が授与されます。
海外派遣
長期交換留学
〜アフリカでじっくり学ぶ〜
現場でじっくり学びたい方には、半年または1年間の長期留学のチャンスがあります。派遣先のSUA、JKUATでは、Student Exchange Agreementに基づき学費が免除され、本学からの渡航支援金(20万円)の支給やJASSO海外留学奨学金(返済不要月額6万円*)の優先的採用、現地日本企業等でのインターンシップ付加など、本プログラムでの留学ならではの手厚いサポートがあります。
なお、留学先で取得した単位は、農大で認定し、卒業要件に加えることが可能です。(ただし認定可能な単位数に上限あり)
*金額は2023年4月時点のものであり、変更される可能性があります。
協働学修プログラム
Comprehensive International Education Program (CIEP)
〜日本にいながら留学生と学ぶ〜
「CIEP」は、海外協定校の学生とともに受講する英語によるプログラムで、座学、農業実習、ワークショップ、グループプレゼンテーションにより構成された1週間のプログラムを通じ、アジア・日本の食・農・環境に関する現状と課題について実践的に理解を深めます。英語による専門教育プログラムの一環として実施される科目で、修了者は次の2科目計4単位を取得することが可能です。
・Field Study of Food and Environment(2単位)
・Sustainable Agriculture in Asia(2単位)
協働学修プログラム
食と農と環境を考える
世界学生サミット (ISS)
〜世界に向けて発信し議論する〜
ISSは、2001年から、東京農業大学が中心となり、海外協定校をはじめとした世界各国・地域の大学から代表学生を招へいし、食料、農業、環境、教育、栄養などの切り口で日頃の学習成果を発表し、議論する学生主体の国際会議です。
農大を代表し自身の取り組みや課題を発表し討論に参加する「発表者」や、討論を束ねる進行役である「座長」として参加する学生には、英語力に加え、異なる背景を持つ学生間での議論を円滑に進めるための積極性、協調性、コミュニケーション能力が求められます。
ISSに発表者または座長として参加した学生は、次の科目(2単位)を取得することが可能です。
・Group Approach to Food and Environment(2単位)